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O脚・O脚矯正とは

■はじめに
現在O脚の問題を抱えている女性は多いと思います。ですが残念ながら現代医学では、O脚の問題を抱える女性の数パーセントしか救う事が出来ません。現代医学ではO脚は矯正できないものとし、膝関節内側腔狭小化による変形の場合、骨切り術や人工関節によって対処しているのが現状です。また、オペまで至らない状態であれば、ステロイド系の消炎鎮痛剤と関節潤滑剤の関節注射です。これは痛みを薬によって抑える対処療法であって、膝関節が変形した原因の解決にはなっていません。

変形してしまった部分だけを診るのではなく、全体と部分を照らし合わせて診る事が重要です。つまり骨盤と脊柱が、膝にどのような影響を与えているのかを考えれば、自然に施術方法が解ります。現代医療ではこれを行いません。その部分だけを診て、治療方法を決定します。レントゲン上で骨変形が診られなければ、何もしてくれないでしょう。更には
O脚自体は病気でも何でも無い。格好など気にしないで下さい。もし痛みが出るようになったら来て下さい。
で終わりです。つまり
O脚が進行して内側関節腔狭小化により変形性関節症になるまで待ちなさい
と言う見解です。現在腰痛と並んで、膝関節痛で苦しんでいる老人が多いのは、このような医療体制にも問題があるように思います。

私個人の希望としては、将来膝痛だけには絶対に成りたくありません。以前勤務していた整形外科には、沢山の膝痛患者さんが来院されていました。患者さんからは関節注射の痛さを教えられ、腫れあがった膝、変形した骨を見させて頂きました。戦争を経験した老人が、
「今まで生きてきて一番の痛みです。」
とおっしゃったのを今でも忘れません。O脚は、将来膝痛を引き起こす原因となります。痛くなる前に防止したいですよね。将来泣かない為には、今努力しなければなりません。決断されるなら早いほうが良いでしょう。

■生理学的に理想な脚

O脚と言う言葉自体が俗称で、医学用語としては、内反膝と言われています。内反膝は大腿骨長軸と脛骨長軸とで出来る角度を計測することによって決定します。通常生理学的には、大腿骨長軸と脛骨長軸とで作られる外側の角度が170°から175°外反しています。これが180°以上の角度になると「内反膝」となります。
もう一つの計測方法としては、大腿骨頭から足関節中央を通る軸に対して、膝の中央がどの程度外側に位置しているかを計測する方法です。

O脚の解剖学的指標1O脚の解剖学的指標2

どちらにしてもこれらは2D的な計測方法であって、骨盤、股関節、膝関節等のネジレの状態を見ていません。3Dの視点で見なければO脚のメカニズムは理解出来ないと思います。若い女性を中心に見られるO脚は、単なる内反膝ではなく、実際にはこれら関節のネジレによって“正面から見るとO脚に見えてしまう”状態を作っている場合が多いのです。

理想的な脚と言っても、股から足首まで全てがピッタリとつく訳ではありません。右図の解剖図を見ると、着く場所と着かない場所が出てくるのがおわかりになるかと思います。上から見ると、@は若干開くでしょう。次に太ももの筋肉の分け目になるAも隙間となります。次は膝下のB。そして足首の上のCは隙間となります。これら以外は着く事になります。

しかし、構造的に個人差が生じますので、全ての方が上記のようには行きません。ふくらはぎの筋肉が細い場合は着かない(女性に多い)でしょうし、内くるぶしが大きい方もふくらはぎは着かない場合があります。逆に脂肪の多い方は上記の隙間を埋めて、上から下までピッタリと着く場合もあります。

O脚矯正をしても解剖学的に着かない箇所

■施術方法
当院では立位でのO脚改善を重視しています。それは寝た状態では何もしなくても、O脚の度合いが改善されてる場合があるからです。この立位と臥位での差は何でしょうか?

構造的にO脚を作っているなら、臥位だろうが、立位だろうがO脚の度合いが変化するはずがありません。人は立つときに筋肉を使い、姿勢を維持しようとします。若い方に多いO脚は、立位での誤った筋肉の使いかたによってO脚になっている方が多いのです。その姿勢を維持する筋肉は、神経によって命令を受け、収縮しています。つまり姿勢を維持する筋肉の神経システムを、再構築するようにして行く施術となります。

わかりやすい言いかたをすれば
正しい脚での立ち方(筋肉の使いかた)を覚えるようにする施術
と考えて頂ければ良いかと思います。

これまで各関節がネジレた姿勢を記憶してしまっていますから
1,各関節周辺の筋肉をほぐし
2,関節の矯正、調整をし
3,筋膜、靭帯等の粘性組織を伸ばしながら
4,正しい脚の状態で軽い運動を行う
施術をして行きます。

■効果を見分ける
機能的なO脚とは、日頃の不良姿勢等が大きく影響していますから、長時間悪い姿勢でいた時などは、O脚の度合いが大きくなったりもします。逆に良い姿勢に近づけるように施術した直後は、O脚の度合いが一番小さいはずです。
術前後の写真が公開されているページが多くあります。その効果を知るには、術前後での足先の向きに注目して下さい。術後写真で足先が開いているものは、正確にO脚矯正施術の効果を表しているとは言えません。機能的なO脚の方は、何の施術をしなくても、足先を開く事で改善されたように見えるのです。

この「術後に足先を開いてイいる写真」は、O脚矯正を掲げるサイトで簡単に見つける事が出来ますので、皆さんで探してみて下さい。

またO脚矯正とは、単に膝の間隔を狭めるのではなく、膝の歪みを整えて行く事が大切です。膝の向きが正しい方向へ向けるようになれば、O脚も自然に改善されて行きます。膝の間隔に関しては多少の個人差があります。これに囚われるよりも、膝頭が正面へ向いているかどうかのほうが重要なのです。

当方は以前「O脚矯正勉強会」を行っておりました。参加して下さった治療家の方々で、O脚矯正を看板に成功されている方もいらっしゃいます。ですが私も日夜勉強、研究しておりますし、教えた者の意地としても、O脚矯正に関しては他の治療家よりも良い結果が出せると思っております。
足関節や足底の問題等によるO脚や、腰椎からのO脚の問題、非常に難しい膝下の隙間に対するアプローチ方法など、私がレクチャーした施術方法のみでは矯正しきれないO脚へのアプローチ方法も解かってきました。

これからも他の治療家によるO脚矯正施術結果を良い刺激とし、完全なるO脚矯正を目指して行きたいと思います。

当院O脚施術例

O脚矯正前
施術前
O脚矯正後
施術後

膝下O脚矯正モデル

膝下O脚矯正前
膝も内くるぶしも着いている状態で膝下の開きがある
膝下O脚矯正後
施術後

施術結果例
お徳なO脚矯正10回コース!