ストレッチは必要か?/肉離れ予防にはならない

結論から言えばですよ。
ケガ予防って観点からは、いらないんじゃないかと。

大胆な結論ですよね。
ダンナの留守中家にモデル連れ込むタレントさんか?ってくらい大胆

そもそもストレッチは何をしてるの?って疑問があります。
「ヤだなアニキ。短縮した筋を伸ばしてるに決まってるじゃないッスか」
なんてことをボブ・アンダーソンが言ったかどうかはさておき、一般的に筋はアクチン、ミオシンの滑走によって収縮することは出来ても、自ら伸張することは出来ない。だからこそストレッチ。ってのが定説です。

んじゃーですよ。いったん収縮した筋はそのままなのか?って話ですよ。
カッチカチのままなのか?ん?
ちゃうでしょー。フニャフニャでしょーよ。

こむら返りのように、不随意的収縮でも起こしてないかぎり筋は弛緩するんですわ。
3ヶ月目のバイトのように、スキあらば休むわけです。筋は。

それじゃあストレッチによって何が得られるのかってーと。
まあ解かり易いところで柔軟性ですね。
そうそう。この柔軟性も勘違いしてる人結構いますが、この場合の柔軟性ってのは可動域の拡大って意味ですよ。押圧した感じが柔らかくなるわけじゃないですから。

じゃあなんで可動域が増すのかって疑問が出ますわな。
ストレッチすると
「あいた。ちょっ、ちょっ」
ってなりますよね。
まあなる手前で止めとけってボブは言ってるんですが、大抵はこの
「ちょっ、ちょっ」
まで行かないと伸びた気しないわけです。

ここで公園の滑り台の上から飛び降りるつもりで、思い切って言うならですよ。
ストレッチってのは筋膜の癒着を剥がしているじゃないかと思うわけですよ。
結局筋ってやつは普段の可動域で安定させようとするわけです。
いわば怠け者なわけです。
「じゃあ私はこの位置で」
って感じで他の組織に癒着すんじゃないのかなっと。

おすもうさんの又割りで、切るって表現するじゃないッスか。
一旦切ると後はグニャグニャみたいな。
あれも癒着をバッと剥がしているんでしょうなー。

そんじゃ筋膜等の癒着を説明した動画を(解剖注意)

んで筋のケガって側面に立ち返ってみると、筋は圧迫、張力、せん断力がかかった場合にケガするわけです。
圧迫は挫傷。張力、せん断力は肉離れですね。
挫傷は仕方ないにしても、肉離れには納得行かないわけです。ふつうは。
「え?なんで?聞いてないよ」
って感じなわけです。ぜんぜん納得行かない。
安〇ノミクスで景気上向きって言われたって、ウチの財布見るとぜんぜん納得行かない。ってくらい納得行かない。

っつーことで俗にストレッチがケガ防止の効果があるって言うけど、筋膜の癒着と肉離れが結びつかないわけです。
筋膜の癒着が剥がれて炎症って図は解かりますよ。でも肉離れには繋がらない。
で肉離れの作用機序を考えると、筋は収縮しながら伸ばされた時に肉離れるのじゃないのかと。
伸張性収縮ですね。これの時に肉離れると。
・重い負荷に対して伸ばされながらもガンバって収縮してると肉離れる。っと。
・不意の伸張に対して、筋紡錘が興奮して反射的に筋を収縮。結果肉離れる。っと。
・拮抗筋が収縮しているときに、拮抗抑制反射が機能ぜずに伸ばされながら筋収縮。肉離れる。っと。

ここで以前戯れで書いた記事に立ち返ると
仕方なく考える神経学
スタティックなストレッチってのは筋腹、腱を伸張するけど、筋紡錘も伸張するわけです。すると腱反射のように運動αニューロンが興奮するわけです。これで筋は伸ばされながらも収縮しようとしますので、ストレッチした時の
「あいた。ちょっ、ちょっ」
は筋膜の癒着を剥がす痛みだけでは無く、伸張性収縮による痛みの分もあるって事です。
ただ筋紡錘は急な伸張に反応し、ゆっくりとした伸張には意外に無反応。
ここがボブさんの言うところの
「ゆっくり伸ばして行く」
って教えの理由なわけです。

肉離れは動きの中で起こるわけです。

協調筋や拮抗筋とのコーディネーションが上手く行かなかったり、予測した動きを行なおうとしたときに、想定外の出来事があり、予測意外の動きを強いられた場合に肉離れるのです。

これを予防する一つ目の方法は

「運動する前に運動する」

なんか頭痛が痛いみたいな、頭わるそうな表現だけど、簡単に言えば準備運動(ウォーミングアップ)しなさいって事。

まずは屈伸だの伸脚だのラジオ体操的な運動。比較的速い動きの刺激は、伸張反射や拮抗抑制を伴いますので、これらに対する慣れが出来ます。

この後に競技種目特有の動きを軽い動きからジョジョに上げてゆく。これでフィールドや靴等の環境によるイレギュラーをある程度認識できますので、想定外の出来事が減ります。

更にこれら筋のスピードを伴った伸ばしたり縮めたりの動きは、求心性神経を介して上位中枢を刺激、賦活しますので、筋紡錘の緊張を抑制します。

「じゃあストレッチは要らない子?」

いやいや競技によっては雑技団か?雑技団なのか?ってくらいの柔軟性が必要とされるものもありますので、必要でしょう。また競技や運動に関係なく、ハムストリングスと下腿三頭筋の柔軟性は、腰椎部の過剰運動を抑制しますので、目標SLR90度を目指すようストレッチ絶賛提唱中です。


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