握力

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握力


握力計が我院に来ると、やっぱり自分の握力を計ってみたくなるものだ。これはどうしょうも無い欲望だ。

右60キロの左62キロ(2004.4)。。。
うっそーん。そんなに低いのかよ。
と言う事で握力強化を勉強する。筋力テストで代表的なのが握力であり、掌握出力を勉強するには、自分自身ある程度まで握力トレを追い込んだほうがより理解しやすいだろうとも思う。だから筋力を勉強する為にも、その象徴であり代表である握力を向上させてみよう。

握力には大きく、「摘む」(pinch),「握り込む」(crush),「握ったまま離さない」(hold)と言う3つのカテゴリーがある。
pinchは第1、2指にて行われるので、筋としては主に母指内転筋と長・短母指屈筋が活躍する。
crush及びholdは深・浅指屈筋が活躍することになる。

 

add母指内転筋

flex深指屈筋
さて「握力」で検索すると

「Captains of Crush」

なるものが見つかった。各強度は

トレーナー :
No.1 :
No.2 :
No.3 :
No.4 :
握力44kg程度(初級~中級者向け)
握力63kg程度(中級~上級者向け)
握力88kg程度(上級者向け)
握力127kg程度
握力166kg程度

である。多少自信のあった私は#1,2を購入した。ちなみにサップは#3でトレーニングしているらしい。更に#4を着けた(クラッシュと呼ぶ)者は世界に2人(2005.1.現在では5名いる)しかいないらしい。

iron #1と#2

到着し#1を握ってみると、意外と握れるものだ。しかし、後数ミリの所から先に進む気がしない。#2に至っては当分無理な気がする。結局#1クラッシュまでに2週間かかってしまった。

crush1 #1クラッシュ・・・って当り前か(2004.4現在)。

しかも握力が強くなったと言うよりも、握り方が上手くなったと言ったほうが近い。
#1クラッシュした所で何の自慢にもならない。やはり#2、3をクラッシュしてナンボだろうな。#2クラッシュの際には大きな画像で掲載する。

coc2 #2やっとこ、クラッシュ!・・・って一年以上かかってかよ・・・
(2005.5)

しかしここで経験した事は身になった。COCがアメリカから来るまでに、100円ショップの30キログリッパーで準備をしていた。腱鞘炎を経験してみようと思い、頭の悪いトレーニング
100*10セット
を行った。各セットともに当然ではあるが、40回位からは完全に着かない。それでも限界まで行ってみた。当日はそれほどでも無かったが、翌日はフェイスペーパーを丸めるのにも支障を来す始末。最悪だ。中手骨遠位が痛い。しかし手の平まで痛いなんて経験はめったに出来ない。勉強になった。

他にどの部分が最も痛くなったかと言えば、内側上顆は当たり前として、
外側上顆も痛くなった
。これは手根屈筋群の収縮に伴い、長・短橈側手根伸筋が伸張された為かと思っていたが、そうでは無いようだ。同筋は屈筋に対して拮抗筋ではなく、実は握り込み(crush)には協調筋となるのである

exten総指伸筋

これは頭の硬い私には朗報だった。

これだけでは解らないかもしれないな。

通常は屈筋収縮で手首も屈曲するのだが、そうしてしまうと筋紡錘が短縮してしまうのと、アクチン、ミオシンの滑走が終わってしまうので、それ以上収縮せずに力を発揮出来ないのだ。

よって手首を一定の角度に固定し、屈筋長を中間位に保つ為に伸筋群が収縮するのである。

試しに手首をめいイッパイ屈曲した状態でOリングを作ってみれば解る。簡単に開くだろう。

以前の私には思い浮かばなかったが、握力の強化とは屈筋群のみならず、伸筋群の強化も必要なのだ。つまり握力とは、前腕の屈伸筋の強さと、その協調性をみているのだと言えるだろう。その延長で考えると2関節をまたがる筋のトレーニングを考えた場合、同様の事が言える。以前までは何故拮抗筋を鍛える必要があるのかが解らなかった。

特異性の原則と言うのがあるが、Crushを目的とした場合、リストカールよりも実際にCrushさせるグリッパー等を使ってトレーニングするほうが、屈伸筋が同時に収縮し、より効果的だと言える。そこから更に屈筋、伸筋双方個別にトレーニングすれば効率的だろう。

現時点で勉強になったのはここまでである。


カイロ的MMTの基本を検証してみる

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