サブラクセーションとは
ラクセーション[luxaition]⇒脱臼 になりますので、サブラクセーションsubluxaition]を直訳すると、「亜脱臼」になります。ですが、現在カイロプラクティック界では、この「亜脱臼」の意味としては使いません。どのような状態を指して「サブラクセーション」なのか考えていってみましょう。
あくまで“的”なので。。
カイロプラクティックの種類や、サブラクセーションの現代的解釈の仕方、実践的診断方法と施術家としての在り方などを考察してみました。
ラクセーション[luxaition]⇒脱臼 になりますので、サブラクセーションsubluxaition]を直訳すると、「亜脱臼」になります。ですが、現在カイロプラクティック界では、この「亜脱臼」の意味としては使いません。どのような状態を指して「サブラクセーション」なのか考えていってみましょう。
もともとカイロプラクティックは病気や疾患の根源を探し求め、その問題にアプローチする事を基本としている。 “カイロプラクティック唯物論” の続きを読む
テクニックによる分類
① ディバーシファイド・テクニック
ようは、皆さんが一般的に想像するカイロプラクティックの矯正法です。「身体をひねって”バキッ”」とやるやつです。ディバーシファイドとは「多種多様な」との意味。
歴史って、本を読むとき真っ先に飛ばす所ですよね。僕はそうです。でもカイロプラクティックを理解して行こうとするには、やはり必要かも知れません。
とは言っても年表だのはどこのページでもやっているので、違った視点(理論等)から歴史を見てみます。公になっている文献を参考にしながらまとめてみますので、記載されている事項に間違いがあったとしても、それは発刊している方々のせいです(笑)。
カイロプラクティックの源流
■名治療家への道
では名治療家になる道を考えてみましょう(笑)。カイロプラクティックのプラシボ効果を考えると、1番必要な要素は信頼であると思います。呪詛や宗教、名医等での奇跡的な回復にプラシボが関与していたとすると、患者さんにこれら術者への信頼がなければ、同様の効果は得られなかった事でしょう。
ではどのようにしたら信頼を得られるのでしょうか。一般社会において、非科学的な要素が前面に押出されたものは否定されて行くでしょう。その意味でカイロプラクティックは、より科学的にその効果を証明しなければなりません。それには再現性が重要な要素とはなりますが、人の身体は単純計算的ではなく、様々な要素が絡み合い、非常に複雑です。
つまり従来のように、ある疾患に対しての緩解率でデータ集計するのではなく、その患者さんの個に対する様々なデータを取って行く事が大切かと思います。それを何例も集計して行く事により、なんらかの関連性を見出し、体系づけ出きるようになるでしょう。そこで初めて再現性が確認出来るようになるのです。
■カイロプラクティックは何を目的とするのか
カイロプラクティックの発祥当時は、中枢からのイネイトインテリジェンス(先天的治癒力)は神経を通して送られる、との考えが前程にあり、神経経路の中でも椎骨間は狭小部となりやすいので、椎骨のズレが椎間孔を狭める事によって、イネイトインテリジェンスがが阻害され、各組織や機能に支障をきたす、とされていました。そこで当時の考えは
「関節のズレをサブラクセイションとし、これを矯正する事を目的」
としていました。カイロプラクティック創始者の息子はこの考えを発展させ、脳幹にイネイトが存在すると考え、脊柱に発生する椎骨ズレの原因や、病気などは、この脳幹が圧迫される事が原因で発生すると言う考えに至りました。この考えのカイロプラクターの施術は、たとえ腰痛であっても、頚椎1、2番のみを施術します。現在でもこの理論の元に、施術を行っているカイロプラクターは沢山います。