O脚になる方法

「何が嬉しくてO脚にならなけりゃいけないんだ」
って言われそうですが、逆に考えれば“O脚になる方法”が解かってるなら、コレをやらなけりゃO脚にはなりにくいとも言えます。

O脚矯正を施術する側の本音

O脚矯正したのに、次回施術時には初回の状態に戻ってしまっている。普段の生活をお聞きするとO脚矯正にはかな~りのブレーキ、いや逆アクセルとなるような習慣が・・・

そりゃあそうでしょうよ。O脚矯正とO脚形成の綱引き。綱引っ張ってる時間が長いほうが有利って言うか勝つに決まってる。このせっかく作りかけたプラモデルを、部屋の掃除に来た母ちゃんに踏み壊された気分。。賽の河原で積み上げた石ころを鬼に崩される気分。。伝わりますでしょうか?この無力感。

施術家ってのはあまりネガティブな施術方針ってのを出すべきじゃぁ無い!って思ってます。つまりは禁止事項を出して、クライアントさんの生活を窮屈にしたくない。ポジティブに、施術家まかせではなく、一緒に作り上げて行くイメージ。だからO脚矯正エクササイズの指導のみ。アレだめ、コレだめ言いたくありません。

よってこの記事はグチのようなものです(m´・ω・`)m …

O脚改善と悪化は綱引きのようなもの

「以前〇〇(スポーツ)やってたんですが、〇〇ってO脚に関係あります?」
なんて質問を良く頂くんですが、ぶっちゃけ過去を憂うよりも前を見ましょうよ。今やってないのでしょう?〇〇。これからもそんなにやる機会なんて、そうそう無いでしょうから、〇〇がO脚に影響あったとしても、微々たるものですよ。

それよりも楽しかったんでしょう?〇〇。これからも楽しみたいのでしょう?なら良いじゃないですか。どうぞ続けて下さい。楽しめるスポーツに出会うと言うのはとても素敵な事です。それでO脚になると言うのなら、矯正のウェイトを上げれば良い。

そもそもですね。若い方に多いO脚の殆どは、持続的な不良姿勢が原因です。
人間の身体には粘弾性があります。粘性と弾性の両機能があるわけですね。粘性を手っ取り早くイメージするなら、油圧シリンダーや低反発マクラです。手で押した後離しても、その形を維持するような感じです。これを不可塑的と言います。弾性はバネやスポンジですね。押した後離すとパッと元に戻るようなイメージです。これを可塑的と言います。

矯正した後戻ってしまうのは身体の可塑的(弾性的)要素が要因です。実際には10矯正したとしても、戻るのは10以下なはずです。7か8戻ったとすると3~2は矯正が戻らない訳です。これが身体の不可塑的要素です。

ご自分の腕を指で押してみて下さい。指を離すと戻りますよね。今度は5分位押し続けてみて下さい。指を離しても押していた跡が凹んで残ると思います。このように矯正を不可塑的に維持させるには、ある程度の持続的な矯正時間が必要になるのです。

*粘弾性の例

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*左が油圧シリンダー、右がバネです。この複合体を牽引します。

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*牽引初めではバネが伸び、油圧シリンダーには変化が出ません。

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*しかし牽引を持続すると油圧シリンダーが伸ばされて変化します。この後牽引力を解くとバネは戻り、油圧シリンダーは牽引された状態を維持します。

逆に言うならO脚を作るには、O脚なるような姿位で長い時間いる必要があると言うわけです。動きを伴うスポーツでは、O脚を作るような姿勢を取ったとしても短時間であると思います。短時間では人間の可塑的要素により、O脚は作りにくいです。もちろん運動に伴う特異的な筋のつき方、特異的な柔軟性の欠如がO脚を作る事はありますが。

ではO脚を作る持続的不良姿勢とはどのようなものでしょうか?

ズバリ、それは座位です。

当院でO脚矯正を受けてみませんか?


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