O脚矯正とは?

当院はO脚矯正専門院ではありません。ですが口コミによって、クライアント様の半分近くはO脚矯正を希望される方々です。当初それは本意ではありませんでしたが、現在は矯正後の変化をクライアント様共々楽しんでおります。

理想的な脚とは

理想的な脚と言っても、股から足首まで全てがピッタリとつく訳ではありません。解剖図を見ると、着く場所と着かない場所が出てくるのがおわかりになるかと思います。

O脚矯正をしても解剖学的に着かない箇所

 

上から見ると、①は若干開くでしょう。次に太ももの筋肉の分け目になる②も隙間となります。次は膝下の③。そして足首の上の④は隙間となります。これら以外は着く事になります。

しかし、構造的に個人差が生じますので、全ての方が上記のようには行きません。ふくらはぎの筋肉が細い場合は着かない(女性に多い)でしょうし、内くるぶしが大きい方もふくらはぎは着かない場合があります。逆に脂肪の多い方は上記の隙間を埋めて、上から下までピッタリと着く場合もあります。

O脚とは

O脚と言う言葉自体が俗称で、医学用語としては、内反膝と言われています。内反膝は大腿骨長軸と脛骨長軸とで出来る角度を計測することによって決定します。

大腿骨長軸と脛骨長軸とで作られる外側の角度が170°から175°外反しています。これが180°以上の角度になると「内反膝」となります。

O脚解剖学的指標2

もう一つの計測方法としては、大腿骨頭から足関節中央を通る軸に対して、膝の中央がどの程度外側に位置しているかを計測する方法です。

 

O脚解剖学的指標1

O脚は膝関節痛や変形性膝関節症と関連性があります。現在痛みが無くても将来痛くなったり、変形する可能性がありますので早めに矯正しましょう。

医師の考えるO脚

女医が困った画像

現在O脚の問題を抱えている方は多いと思います。ですが残念ながら現代医学では、O脚の問題を抱える方の数パーセントしか救う事が出来ません。

現代医学ではO脚は矯正できないものとし、膝関節内側腔狭小化による変形の場合、骨切り術や人工関節によって対処しているのが現状です。

また、オペまで至らない状態であれば、ステロイド系の消炎鎮痛剤と関節潤滑剤の関節注射です。これは痛みを薬によって抑える対処療法であって、膝関節が変形した原因の解決にはなっていません。

変形してしまった膝だけを診るのではなく、身体全体と膝を照らし合わせて診る事が重要です。つまり骨盤と脊柱が、膝にどのような影響を与えているのかを考えれば、自然に施術方法が解ります。

現代医療ではこれを行いません。膝だけを診て治療方法を決定します。レントゲン上で骨変形が診られなければ、何もしてくれないでしょう。更には
「O脚自体は病気でも何でも無い。格好など気にしないで下さい。もし痛みが出るようになったら来て下さい。」
で終わりです。つまり
「O脚が進行して内側関節腔狭小化により変形性関節症になるまで待ちなさい」
と言う見解です。現在腰痛と並んで、膝関節痛で苦しんでいる老人が多いのは、このような医療体制にも問題があるように思います。

膝の人工関節

私個人の希望としては、将来膝痛だけには絶対に成りたくありません。以前勤務していた整形外科には、沢山の膝痛患者さんが来院されていました。患者さんからは関節注射の痛さを教えられ、腫れあがった膝、変形した骨を見させて頂きました。戦争を経験した老人が、
「今まで生きてきて一番の痛みです。」
とおっしゃったのを今でも忘れません。O脚は、将来膝痛を引き起こす原因となります。痛くなる前に防止したいですよね。将来泣かない為には、今努力しなければなりません。決断されるなら早いほうが良いでしょう。

当院のO脚矯正方法

従来のO脚の見方は、平面的な計測方法を基準にしており、骨盤、股関節、膝関節等のネジレの状態を見ていません。3Dの視点で見なければO脚のメカニズムは理解出来ないと思います。

若い女性を中心に見られるO脚は、単なる内反膝ではなく、実際には骨盤、股関節関節、膝関節、足関節のネジレによって“正面から見るとO脚に見えてしまう”状態を作っている場合が多いのです。

また多くの方が勘違いをされていますが、O脚の種類は一つではありません。
更には、左右の脚で違う種類のO脚である場合が多いです。
このような場合、左右同じように矯正されても改善はしません。

当院では以下のような施術方法を行っています。

1,各関節周辺の筋肉をほぐし周辺の筋肉を緩めます。

2,関節の矯正、主に骨盤、足関節、膝関節のクセを取って行きます。

3,正しい脚の状態で軽い固定をし脚のねじれ、骨盤の歪み等を持続的に矯正して行きます。

4,正しい脚の状態で軽い運動を行う

若い方に多いO脚は、立位での誤った筋肉の使いかたによってO脚になっている方が多いです。その姿勢を維持する筋肉の使い方を、覚え直す為に軽い運動を行います。

 


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